Oracle Xe Odbc Driver

Oracle ODBC Driverを使用すると、Microsoft WindowsおよびLinux、Solaris、IBM Advanced Interactive eXecutive (AIX)などのUNIXプラットフォーム上のアプリケーションで、Oracle Net Servicesソフトウェアを使用し、ODBCインタフェースを介して、Oracleデータベースに対する読取りおよび書込みアクセスができます。Oracle ODBC Driverは、Oracle Call Interface(OCI)のクライアント/サーバー・ソフトウェアを介して、データソースへの要求の送信およびデータソースからの応答を受信します。OCIクライアントとOracleサーバー間の通信には、Oracle Net Services通信プロトコルが使用されます。Oracle ODBC Driverは、ODBC SQL構文をデータソースにアクセスできる構文に変換します。データソースから結果が戻されると、Oracle ODBC Driverは戻された結果をODBC SQL構文に変換します。は、前の段落で説明しているOracle ODBC Driverアーキテクチャを示したものです。. Oracle ODBC Driverリリース10.1.0.2.0の新機能Windows 98、Windows 2000、Windows XPおよびWindows NT X86オペレーティング・システム用のOracle ODBC Driverリリース10.1.0.2.0ソフトウェアの機能は次のとおりです。.TIMESTAMPを DATEとしてバインド(BTD接続文字列)新規の「 TIMESTAMPを DATEとしてバインド」接続オプションが追加されました。これによりODBCドライバの SQLTIMESTAMPデータ型を、Oracleの TIMESTAMPデータ型ではなく DATEデータ型でバインドできます(これはデフォルトです)。.MONTHNAME (exp)ファンクション日付式で表される月の名前を返す MONTHNAME (exp)ファンクションのサポートが追加されました。たとえば、「April」などです。.DAYNAME (exp)ファンクション日付式で表される日の名前を返す DAYNAME (exp)ファンクションのサポートが追加されました。たとえば、「Tuesday」などです。.インスタント・クライアントの構成インスタント・クライアント・モードの構成がサポートされるようになりました。.

Oracle Express Odbc Driver

Oracle Xe Odbc Driver

Oracle ODBC 3.0 Driverでサポートされていない機能Oracle ODBC Driverは、ODBC 3.0の次にあげる機能はサポートしていません。.間隔データ型.SQLCUBIGINTおよび SQLCSBIGINT Cデータ型識別子.共有接続.共有環境.SQLSetConnectAttrの SQLLOGINTIMEOUT属性Oracle ODBC Driverでは、次に示すSQL文字列関数はサポートされていません。.BITLENGTH.CHARLENGTH.CHARACTERLENGTH.DIFFERENCE.OCTETLENGTH.POSITIONOracle ODBC Driverでは、次に示すSQL数値関数はサポートされていません。.ACOS.ASIN.ATAN.ATAN2.COT.DEGREES.RADIANS.RAND.ROUNDOracle ODBC Driverでは、次に示すSQL関数(時間、日付、間隔)はサポートされていません。.CURRENTDATE.CURRENTTIME.CURRENTTIMESTAMP.EXTRACT.TIMESTAMPDIFF. Oracle ODBC Driverをインストールしたら、ODBCデータソース管理者を使用して、各OracleデータベースにOracleデータソースを構成または追加します。Oracle ODBC Driverは、データソースを追加する際にユーザーが入力する情報を使用してデータにアクセスします。次の手順を実行します。.「スタート」メニューから「プログラム」→「管理ツール」→「データ ソース (ODBC)」を選択します。インストールされているドライバのリストが表示されます。.新規データ ソースの作成ウィンドウで 「追加」をクリックし、インストール済ドライバのリストで「Oracle ODBC Driver」を選択します。.「終了」をクリックします。が表示されます。DSNとTNSサービス名は必ず入力する必要があります。このダイアログ・ボックスでその他の必要な情報を入力することも、フィールドを空白のままにして、アプリケーションを実行するときに情報を指定することもできます。.データを入力したら、 「OK」をクリックするか Enterを押します。データソースはいつでも変更または削除できます。次の項では、データソースの追加、変更または削除方法を説明します。. 図24-7 「Oracle ODBCドライバ構成」ダイアログ・ボックスの「SQLServer Migration」オプション・タブ前の図の「SQLServer Migration」オプション・タブのフィールドは次のとおりです。.Enable EXEC Syntax: SQL Server EXEC構文のサポートを有効にします。Oracle Databaseサーバーによって処理される前に、EXEC文で指定されるサブプログラム・コールは、対応するOracleサブプログラム・コールに変換されます。デフォルトではこのオプションは無効になっています。.スキーマ: 変換されたOracleサブプログラムは、ユーザーのデフォルト・スキーマに定義されます。ただし、同じSQL Serverデータベースからのすべてのサブプログラムを、データベース名をスキーマ名としてOracleスキーマに移行する場合、このフィールドは「データベース」に設定します。同じSQL Serverユーザーに所有されていたすべてのサブプログラムを同じOracleスキーマに定義する場合、このフィールドは「オーナー」に設定します。デフォルトでは、このフィールドは空欄になっています。. 表24-2 Oracle ODBC DriverおよびOracle Databaseデータ型に関する制限事項 制限されるデータ型説明:リテラルOracleデータベースではSQL文内のリテラルが4,000バイトに制限されます。SQLLONGVARCHARおよびSQLWLONGVARCHARSQLLONGVARCHARデータ( LONG型)のOracleでの制限は2,147,483,647バイトです。 SQLLONGVARCHARデータ( CLOB型)のOracleでの制限は4GBです。これは、クライアント・ワークステーションのメモリーによる制限です。SQLLONGVARCHARおよびSQLLONGVARBINARYOracleデータベースでは1つの表ではLONGデータ列を1つしか使用できません。LONGデータ型とは、 SQLLONGVARCHAR( LONG)および SQLLONGVARBINARY( LONG RAW)です。かわりに CLOBおよび BLOBを使用することをお薦めします。1つの表で使用できる CLOBおよび BLOBの列数に制限はありません。. 表24-3 Oracle ODBC Driverが戻す接頭辞のエラー・メッセージ値 エラー・ソース接頭辞値ドライバ・マネージャvendorODBC-componentdata-sourceMicrosoft/unixODBCODBC Driver ManagerN/AOracle ODBC DrivervendorODBC-componentdata-sourceORACLEODBC DriverN/AOracleサーバーvendorODBC-componentdata-sourceORACLEODBC DriverN/Aたとえば、次に示すフォーマットのようにエラー・メッセージにOraという接頭辞が含まれない場合、そのエラーはOracle ODBC Driverのエラーであり、自明であるために接頭辞が省略されています。 OracleODBCError message text here次に示すフォーマットのようにエラー・メッセージにOraという接頭辞が含まれる場合、Oracle ODBC Driverのエラーではありません。.

Posted :